デリヘルとトルコ風呂
デリヘルとトルコ風呂
デリヘルは実は比較的新しい名称で、この名称が使われるようになったのは1980年代になってからです。
ちなみにソープランドはトルコ風呂と呼んでおり、略して「トルコ」と呼んでいる時代もありましたが、性風俗店の名称として大衆化、普及していくととともに、トルコが日本人の間で単に性風俗を連想させる象徴と化していきました。
そういった状況に対して、主に日本に在住・滞在するトルコ共和国出身者の間で、日本の性風俗店に自国の名称が使用されていることへの反発がつのっていきました。
そしてトルコ人留学生が当時の厚生省に「トルコ風呂」の名称変更を訴え出たことが発端となり、この問題は広く知られることとなりました。
そこで「東京都特殊浴場協会」が「トルコ風呂」に代わる名称を公募して、その結果「ソープランド」と改称したのです。
「ソープランド」の名称のルーツはここにあるのです。
そもそもの「トルコ風呂」は決して性的サービスを伴うものではなかったようです。
もともとハマムと呼ばれる中東地域の伝統的な公衆浴場は蒸し風呂(所謂スチーム・サウナ)であって、中では垢すりのサービスが行われていました。
どうもこうした浴室、及びサービスの形態が、中東の大国であるトルコの名前で日本に紹介されたものと言われています。
もっとも、先にも触れたように本来のこうした「トルコ風呂」は性的サービスと結びつくものではありません。
垢磨りサービスにしても本場の中東では男性客には男性、女性客には女性の垢磨り師がつくのが原則です。
決して性的なそれではありません。
では日本では何故「トルコ風呂」、現在のソープランドが性的サービスを伴う風俗営業に転化していったのでしょうか。
日本のソープランドはどのように発展していったのでしょうか。
そうしたソープランドの歴史、発展、概要について引き続き紹介していくことにします。